毎日残業で夜に時間がないから、朝活をはじめたい!
資格勉強のために朝勉をがんばりたい!
そう思っていてもなかなか実行できない。そんな社会人は多いのではないでしょうか。この記事を見ていただいているあなたもきっとそのうちの一人なのでしょう。
この記事では、そんな朝活を頑張りたいけど始められない、継続できないという方に向け、5時半~6時に起きて8時半の出社まで家やカフェで朝活というルーティーンを日々続けている筆者が、朝活のメリットと、朝活を継続させる方法を実体験から紹介します。
朝活は人生を豊かにする間違いなく前向きな行動です。頑張ろうとしているあなたの今のやる気を、実行に移すための手助けとなれれば幸いです。
朝活のメリットとは?
朝活には多くのメリットがあります。だからこそ多くの社会人が取り組もうとしているのです。ここではその中でも筆者が実感しているメリットをいくつか紹介します。
朝だけで1日に満足できる
朝出社前に自分の時間を作りやりたいことをすることで、それだけで1日に満足感を得られます。
朝活をせず仕事だけをしていると、自分の時間を作るために夜遅くまで起きて、次の日は寝不足という負のルーティーンに突入する可能性が高くなります。
自己肯定感が上がる
朝活をしながら朝日が昇っていくのを見ると、今日も頑張っている自分えらいぞと、自然と自己肯定感を上げることができます。
朝は車通りや人気を感じることが少なく、他の人はまだ寝ているけれど、自分は起きて勉強をしているという事実に、人よりも頑張っていることを感じやすく、自己肯定感が上がっていきます。
スキルアップする
朝活で勉強をしている場合、確実に日々スキルアップしていきます。単純に時間をかけて取り組むことができているので、朝活を続けるほど周りとの差がついていきます。自分なりの目標に着実に近づいていくことを実感できます。
本業に余裕をもって取り組める
出社直前に起きて、1日の始まりから仕事のことだけを考えることは平日のストレスを大きくする原因になります。さらに、寝ぼけた頭のままで仕事に取り掛かるのは切り替えに無駄に労力がかかります。
朝活で仕事前にプライベートな作業をすることで、仕事だけにとらわれない思考が身に付き、出社する時間には心に余裕を持つことができます。
生活習慣が整う
早起きで生活習慣が乱れるとイメージする人もいるかもしれませんが、筆者の場合は逆でした。朝活をするために、夜早く寝るようになり、睡眠時間をしっかり確保できるようになりました。
また、朝早く起きるといつもは朝には絶対にやらない、洗い物や軽い掃除などをやる気になり、家もきれいになっていきます。
朝活を習慣化するための3ステップ
まだ朝活をしたことがない、そんな人に向けてまずは朝活を始めるまでの3ステップを紹介します。いきなり4時5時に起きて勉強をすることはなかなかハードルが高いものです。たとえできたとしても数日で力尽き再び、自分に朝活は向いていないんだ、、、という最悪のメンタルに陥りかねません。(筆者は何度も経験しました。。。)
朝活は、事前の準備とステップを踏みさえすればどんな人でも始めることができると筆者は考えます。さらに、計画的な始め方をすることで習慣化もできます。早速その方法を見ていきましょう。
夜早く寝る習慣をつける
朝活は朝頑張ればいいというものではありません。夜から始まっているのです。
朝活を習慣化させるには、健康的な生活を続けることが第一です。これはどんなことにも共通することですが、朝活の場合は睡眠時間が重要です。寝不足の状態で朝活をしても意味がありませんし、慢性的な睡眠不足は健康を害することにつながりかねません。健康的に習慣化させるために夜早く寝るようにしましょう。
具体的に寝る時間は、22時~23時がいいでしょう。朝活を始める時間にもよりますが、この時間に眠りにつくことができれば6,7時間は睡眠時間を確保することができます。(必要な睡眠時間は人によって違うので自分に合わせた睡眠時間をとれるように、寝る時間を決めましょう。)
残業が多い社会人の場合、夜の時間が短くなったり、そもそも仕事で22時には寝られないという人もいるかもしれません。しかし、夜の活動を朝することにしてしまえば、夜の時間がなくても気持ちよく眠りにつくことができます。
筆者も時期によっては23時に帰宅することもありますが、夜の活動を朝にシフトしたことで、自分のやりたいことは朝にできるという心の余裕を持つことができ、いくら夜に自分の時間を作れなくても、気持ちよく眠りにつくことができています。
ちなみに、STEP1では早く寝ることだけ習慣化することを目指しましょう。この習慣ができるまでは無理して早く起きる必要はありません。
1週間ごとに30分ずつ早く起きるようにする
夜早く寝る習慣がついたら、次は朝早く起きる習慣をつけていきましょう。
STEP1で夜早く寝る習慣がついていれば、朝早く起きることのハードルはかなり下がっていると思います。STEP1を習慣化する中で自然と早くに目が覚める人もいるかもしれません。そこで、STEP2では少しずつ起きる時間を早くしていきます。
ここで重要なのが、いきなり1時間も2時間も起きる時間を早くしないことです。どれだけ睡眠時間がしっかりとれていても、いきなり起床時間を変えることに体はついてこれません。筆者はまさにこれを経験し、睡眠時間は取れているはずなのに体がだるかったり、疲労感が残ったまま朝活に取り組んだりしていました。
筆者が習慣化できた方法は1週間に30分ずつ起きる時間を早めることでした。少しずつ早めることで疲労感なく早起きできるようになりました。人によってはもっと細かく、長期間で取り組む必要があるかもしれません。朝起きた時間の疲労感と相談しながら少しずつ早起きの習慣化を目指しましょう。
ここで早起きの習慣ができるまでは、まだ勉強などの朝活を始めなくても大丈夫です。起きたらシャワーを浴びたり、好きなことをしたりして早起きの習慣化だけにフォーカスしましょう。
朝活をする
STEP2で早起きの習慣化ができたら、ここで初めて朝活を始めていきましょう。実際の活動を始めるまでにかなりの時間を要することになりましたが、STEP1,STEP2を確実に達成できていれば朝活の習慣化はできたも同然です。朝活の一番の難関は早起きの習慣化なのです。
朝活は何をしてもかまいません。待ち望んだ自分だけの時間を自由に謳歌しましょう。朝は誰にも邪魔されない自由な時間であること、頭がすっきりして活動するにはすごく適した時間帯であることを実感できることでしょう。
朝活を継続するためのコツ
朝活は継続できるかどうかが肝心です。朝活が継続できず、それも何となく途絶えてしまったという終わり方をするとなおさら、再び朝活に戻ることが難しくなってしまいます。ここでは、朝活を長期で継続させるためのコツをいくつか紹介します。朝活で突き当たる壁は多くの人に共通していると思うので、ぜひ参考にしてみてください。
誰かと一緒にやる
朝活は一人でこっそりやるのもいいですが、誰かと一緒にやることで長期にわたって継続でき、習慣化させやすくなります。
筆者の場合は、匿名で気兼ねなく使用できる習慣化アプリを使って朝活を習慣化しました。日々の朝活でやったことを写真付きでグループに共有します。グループが気に入らなくなったら好きな時に抜けることができる気楽さが気に入りました。結果として、自分のやったことを毎日共有でき、朝活の実績を積み上げることで、自己肯定感を高めながら習慣化できていきました。
前日の夜に朝やることを決めておく
筆者の場合、朝やることを前日の夜のうちに考えておくと、目的をもって早起きすることができました。やることを決めておかない日には、必ずと言っていいほど眠気に負けて出社の時間まで二度寝をしていました。寝ることになによりも幸福を感じる人は特に、目的をもって起床できるようにするといいでしょう。
たまに場所を変えてみる
特に座学・勉強の朝活をする人はたまにはカフェを利用するなど、場所を変えるといい気分転換になります。筆者の場合、家から会社までの間にマックがあり、日々そこでコーヒー片手に勉強をしていました。
カフェは自分以外にも朝活をしている社会人がいるので、モチベーションが上がります。いつも見る人とは仲間意識も芽生えます。(自分だけ勝手にそう思うことにしています。。。)
できなかった日を気にしない
朝活を日々続けていると、必ずできない日がやってきます。その理由は様々だと思いますが、前日の飲み会や深夜までの残業で寝るのが遅くなったり、日々の疲れで起きられなかったりというのが主な理由でしょう。
朝起きられなかった時、それを考えすぎると次の日も起きられなくなることがあります。筆者の場合、ルーティーンが崩れてしまったことで、今週はもういいやと考えたり、朝起きたときに昨日もできなかったから今日もまぁいいかと思ったり、自分に甘くなってしまい朝活が途絶えたことがありました。
朝活ができなかった日は仕方がなかったと割り切り、次の日からまた元のルーティーンに戻す意識をしましょう。具体的にはSTEP1の夜早く寝ることを実践します。睡眠時間が取れれば、疲れも眠気もない状態で、朝を迎えることができ、気持ちを新たに朝活に取り組むことができるようになります。
朝活の注意点
ここまでで、朝活を始め、継続するコツを理解できたかと思います。しかし、朝活には注意すべき点もいくつかあります。当たり前と思うことかもしれませんが、せっかく始めて続けられている朝活を断念する事態にならないように、この注意点も理解しておきましょう。
寝不足で体調不良になる可能性がある
睡眠不足になるような朝活の取り組み方をしていると、体調を崩して、朝活を続けられないどころか、日常生活にも支障をきたす可能性があります。
筆者も朝活始めたての時期に、いきなり4,5時に起きることを続けたうえ、会社の業務多忙な時期とも重なり就寝が深夜になったことで、睡眠時間が3,4時間になる日が週に何日かあるということがありました。結果として、風邪をひき朝活を断念し仕事にも支障をきたすことになりました。
筆者は寝不足は朝活の最大の敵だと考えます。よって朝活に取り組むには、十分な睡眠時間を取ることが大前提になります。この点に注意して朝活の習慣化にむけた計画を立ててみるといいでしょう。
朝活で最強の人生を手に入れよう!
朝活は自分の人生を豊かにする前向きなアクションです。できないからと言って自分を責める必要はみじんもありません。朝活に挑戦しようとしている気持ちがあるだけでも、一般社会人に比べれば一歩リードしているくらいです。
今回紹介したのは、筆者の実体験をもとにまとめたものであり、人によって全く違う考え方や方法で朝活の習慣化ができると思います。これまでの自分の行動の傾向や癖を思い出してみて、自分に合った朝活の始め方、継続の仕方を考えてみると、朝活継続の糸口が見えてくるかもしれません。
さらなる自分の高みを目指し、朝活を通して自分だけの最強の人生を手に入れていきましょう!