社会人は誰でも学歴に関係なく、やる気さえあれば資格を取ることができます。
しかし、いざ資格勉強をしようとした時、まずどんな資格があるのかがわからない。
また、どうせやるなら役に立つ資格を取得したいと思うはずです。
今回はそんな、何か資格をとりたいけれど、どんな資格を取るべきがわからない、働く大人におすすめの資格を紹介します。
資格試験には受験条件として、実務経験が必要となるものも多いですが、今回紹介する資格は実務経験なしで
誰でも挑戦できる資格となっています。
中には少し難易度の高い資格もありますが、挑戦する価値ありなものを紹介しています!
資格取得した自分の将来像を思い描きながら、自分のイメージに合う資格をチェックしてみてください!
社会人が資格を取るメリット
1-1.キャリアアップの機会を得られる
1-2.給料アップにつながる
1-3.将来の選択肢が広がる
1-4.専門知識が身につく
1-1.|キャリアアップの機会を得られる
資格を取ることでキャリアアップするチャンスを得られます。最近は資格取得を昇格の条件とする企業も増えてきました。
キャリアアップをできるのであれば、ぜひとも取り組みたいところです。
最近では業種や職種に限らず様々なスキルが求められるようになってきています。例えば、技術職であっても、IT関係の知識や会計の知識などがあることで、業務効率化や、会社の利益につながる働き方で、高い評価を得ることができます。
1-2.|給料アップにつながる
資格試験に合格することで、合格祝い金などの一時金や、毎月の給料のベースアップができる企業もあります。
資格取得を、昇給や昇格の条件としている企業も多くなってきており、資格取得は給料アップには必須の時代になってきました。
1-3.|将来の選択肢が広がる
今の仕事に関わる資格を取ることは、もちろんメリットが多くあります。しかし、幅広いジャンルの資格を取得することで、自分自身の視野を大きく広げることができます。
いろいろな資格に挑戦してみることで、今の仕事とは違う分野への興味が出てきたり、自分が得意とする分野が見えてきたりすることもあるはずです。
そうなれば転職や副業によって、給料アップや働き方の改善、日々の生活に余裕が生まれるなど、いろいろなメリットがあることは間違いありません。
1-4.|専門知識が身につく
当たり前ですが、資格試験に合格するには、参考書や学習ツールなどを使って勉強をする必要があります。
自分の専門外の分野で専門的な知識を身に着けることで、特別なスキルを持った人材になることができます。
また、いろいろな専門知識があるだけで、仕事やプライベートの中で役立つ場面が必ずやってきます。
知識があるだけで自分や家族を守ったり、損をする可能性を低くすることができるはずです。
社会人におすすめの資格
以下に社会人におすすめする資格をあげます。資格試験には受験条件として、最終学歴や実務経験が必要なものが多くありますが、ここでは、無条件でだれでも受験できる資格を紹介していきます。
- 日商簿記
- ファイナンシャルプランナー
- MOS
- ITパスポート
- 社会保険労務士
- 宅地建物取引士
1.日商簿記
もっともお勧めしたいのがこの資格。簿記は会計の基本を学ぶことができます。どんな会社でも簿記の知識で財務管理がされています。自分の会社の経営状況を把握することもできるようになり、もし転職活動をすることになった時も、いろいろな会社の経営状況を比べるということができるようになります。
さらに、副業などで確定申告が必要となる時に、収入や支出・経費などの集計を、会計の知識を使って自分でまとめることができます。
2.ファイナンシャルプランナー
義務教育では教えられなかった、お金の知識について学ぶことができます。
いままで何となくでやってきた自分の資産を守る方法や、将来に向けた資産形成の方法を具体的にイメージできるようになります。
お金に関する知識があるだけで、今自分がやるべきことや、これからどうしていくべきなのかを自分で判断できるようになります。
できれば20代の早いうちに勉強しておきたい分野です。
3.MOS
社会人の多くは必ずと言っていいほどExcelやWordといった、マイクロソフトのツールを使っています。
MOSはそれらツールの実務能力を図る資格です。
ExcelやWordを使ったことのない人や、あまり得意でない人でも、資格取得の勉強を通して実務能力をつけることができます。
実際に、MOS資格を持っている私の同僚は他の人よりExcelの操作や機能に詳しく、業務を効率化させて部署の中でも高い評価を得ています。
4.ITパスポート
基本的なIT知識を学ぶことができます。現代はITスキルが必須であり、知識や技能を高いレベルで備えている人が、高い評価を得ることができます。
専門知識がない方でも短時間で取得できる資格です。
転職活動に生かすには少し物足りない資格ではありますが、IT系資格の入り口として勉強したい資格です。
5.社会保険労務士
労働や社会保険に関する法律や労務管理に関わる知識を学ぶことができます。
世の中にある8つの「士業」のうちの一つで、この資格を持っている人間にしかできない仕事をできるようになります。
少し難易度は高いですが、一度取得できれば、自分だけの特別なスキルを持った人材として、現在の仕事だけでなく、転職に生かすこともできるようになります。
6.宅地建物取引士
不動産取引をサポートするための専門知識を学ぶことができます。不動産業界では必須の資格になっていますし、幅広い業界で生かすことができるので、取得すれば異業種からの転職に生かすこともできます。
毎年約20万人が受験する人気の資格で、学習ツールが数多く存在しているため、未経験・知識ゼロの状態からでも、やる気さえあれば誰でも合格できる資格です。
覚えることが多いので、日々の積み重ねで知識を定着させることが合格へのコツです。
まとめ
資格取得の目的が、一時金や給料のアップなどのためであれば、その時限りですべて忘れてしまってもいいでしょう。しかしせっかく受験するのであれば、その後の人生にぜひとも役立たせたいものです。
自分の人生のためにと思いながら勉強することで、たくさんの専門的な知識をもった人材になることができるでしょう。
また、今まで知らなかった新しい知識を得ることは楽しいことです。楽しみながら資格取得に挑戦することでより充実した人生にしていきましょう!